タンス株の株券電子化前の対応策などをまとめています。
タンス株とはの目次
タンス株とは
タンス株とは基本的に手元に本券でお持ちの上場株式等のことを言います。
証券会社に保護預りしている特定口座の対象となっていない上場株式等も、タンス株として特定口座への預入れ対象とすることができます。
「タンス株」というのは違法なの?
タンス株券は、「株券を自宅や会社の金庫、銀行の貸し金庫等で保管する方法」というだけのことで違法ではありません。
金融庁によれば
いわゆる「タンス株券」は、株券の存在を前提とする現行制度において、当然に行い得る株券保管方法であり違法ではありません。
しかしながら、株券電子化が実施されると株券は無効となり、株主名簿上の株主の名義で、発行会社により設定される「特別口座」において株式が管理されることになります。
この場合、株券電子化が実施される日までに株券を所有者本人の名義に書き換えておかないと、本人以外の名義の特別口座で管理されることになります。
この株式の名義を本人名義に書き換えるには煩雑な手続が必要になり、また、名義上の株主が勝手に株式を売却してしまうことなどにより、
株主としての権利を失うおそれもあります。
このため、タンス株券を保有する方は、証券会社等を通じて証券保管振替機構に預託するか、株券の名義を本人名義に書き換えておくようにして下さい。
とのこと。
タンス株券については、様々な情報が飛び交い、その中には間違った情報もあります。
正確な情報をしっかりと把握して、株主の権利を失わないための対策が必要です。
以下に、その対策を解説していますのでどうぞお役立て下さい。
株券電子化実施でタンス株はどうなる?
株券電子化が実施されると・・
- 株主としての権利は電子的に管理されることとなります。
- お手元に現物株券をお持ちの場合、株券自体は法的に無効になります。
(株券の回収は法律上義務付けられていません。) - 名義書換をしていない他人名義の株券を保有されている方は株主の権利を失う可能性があります。
- 株主として認められるためには、ご自分の名義に書き換える(名義書換する)必要があります。
では、私のタンス株どうすればいいの?
株券をお手元(自宅や貸し金庫など)にお持ちの方は、まずは、株券の名義を確認しましょう。

名義があなた以外の場合・・・株主の権利を失う可能性があります。
他人名義で「特別口座」に記録され、株主の権利を失うおそれがあります。
電子化が実施される前までに、早急に名義書き換えの手続をしましょう。

名義があなた本人の場合・・・自動的に「特別口座」に記録されます。
ただし「特別口座」では、株式を売買することはできなので証券会社に本人の口座を開設し、株式の振り替え手続きが必要になります。
タンス株 株券電子化移行前の対応策
タンス株は、株券電子化移行前にどんな対応が必要なのか?
株券電子化移行前に、証券会社等を通じて証券保管振替機構(ほふり)に預託します。
一斉移行までに証券保管振替機構(ほふり)に預けていれば
特段の手続きを行うことなく株主の権利が自動的に確保され、預託している証券会社の口座で自由に売買することができます。
証券保管振替機構(ほふり)に預けなかった場合、株主の権利はどうなる?

株主の権利は保全されますが、電子化移行後の管理や手続きが煩雑になります。

株主の権利は保全されます。株式の売買も自由に行えます。
保管振替制度(ほふり)に預託するには
保管振替制度(ほふり)に預託するにはどうすればよいの?
保管振替制度(ほふり)は、保管振替機関の参加者である証券会社、銀行等を通じて、保管振替機関に対する株券等の預託を行う仕組みとなっています。
ですからあなたが直接預託を行うことはできません。

タンス株を「ほふり」に預託するためには、
まず参加者である証券会社に対して株券の預託を行い、その証券会社から「ほふり」に対して当該株券の預託を行うことになります。
具体的な手続きについては、証券会社にご相談下さい。
タンス株を保管振替制度(ほふり)への預託によるメリット
タンス株を保管振替制度(ほふり)への預託によるメリットは次の通りです。
- 株券を、取引の証券会社を通じて「ほふり」に集中預託することで安全に保管・管理されます。
- 預託されている株券の売買や担保取引等による受渡しは「ほふり」の口座振替ですべて安心・迅速に処理されます。
- 株主は、券面そのものを授受するわずらわしさがありません。
- 株券の名義書換手続きが不要になり、いつでも売却が可能です。
- 名義書換は行わなくても「実質株主」として登録され、株主としての権利を行使でき、また、配当金も直接支払われます。
タンス株主が多い地域
首都圏・中部・近畿にはタンス株主が多い?!
※日本証券業協会の都道府県別タンス株調査によると、東京、愛知は、個人株主数とその対人口比率ともに上位でした。
その理由は、「株券が身近にあると安心」「保護預かり管理料がもったいない」などが考えられます。
※日本証券業協会/「タンス株券」地域別分布調査結果(2007/4)
タンス株と株券電子化に関するお役立ち情報です。
タンス株を売却したり、株券を証券保管振替機構(ほふり)に預けるのは、証券会社を通して行います。
しかし、証券会社は300社以上はあります。
一体、どこの証券会社を選べばよいのか??
店舗の証券会社とネット証券会社どちらにするのか?
おすすめはネット証券会社
あなたが住む地域の証券会社に比べたネット証券の最大の利点は売買手数料の安さ。
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